2月24日 4時41分
アメリカの中央銀行に当たるFRB=連邦準備制度理事会は、金融政策に関する報告書を公表し、今月上旬、株価が乱高下したことについて、「いくらか下落したものの、幅広く上昇している」として、金融システムの安定は大きく損なわれていないという認識を示し利上げを続けていく姿勢を強調しました。
FRBは23日、議会に提出する金融政策に関する報告書を公表しました。それによりますと、今月上旬、株価が乱高下したことについて、「この数週間、いくらか下落したものの、株価は幅広く上昇している」と指摘し、金融システムの安定は大きく損なわれていないという認識を示しました。
そのうえで、報告書では「力強いアメリカ経済の現状はさらなる緩やかな利上げを正当化している」として、利上げを続けていく姿勢を強調しました。
市場では、アメリカ経済は、トランプ政権による税制改革の実現などによって、短期的には成長が加速するとみてFRBが、ことし3回を見込んでいる利上げのペースを、加速させるのではないかという見方も出ています。
このため、この報告書に基づいて来週、初めての議会証言を行うパウエル議長が、経済や物価の見通し、それに今後の利上げのペースについてどのような見解を示すか注目されます。
2009/7/7 ‐『完全にヤバイ!韓国経済』三橋貴明
2011/3/1 ‐『サムスン栄えて不幸になる韓国経済 』三橋貴明
2012/6/21 ‐『グローバル経済に殺される韓国 打ち勝つ日本』三橋貴明
2013/1/9 ‐『いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由』三橋貴明
2013/3/27 ‐『アベノミクスで超大国日本が復活する!』三橋貴明
逆じゃんw
減税効果もあり、景気に対する自信を強めた。
これから、年4回の利上げが織り込まれていく
可能性がある。
ちなみに、現時点の市場の織り込み度は、
・年3回が、36%
・年2回が、27%(下落中)
・年4回が、22%(上昇中)
ニューヨーク連銀総裁は、年3回。
サンフランシスコ連銀総裁は、年3~4回。
セントルイス連銀総裁は、年3回。
ダラス連銀総裁は、年3回。
フィラデルフィア連銀総裁は、年2~3回。
なお、NYとSF連銀総裁以外は、
今年のFOMCで投票権を持たない。
緩和すべきタイミングで実質足踏みし
消費税増税で呪いをかけようとしているのであった。
利上げはまだまだ先だけど、
日銀にはまず、テーパリングを進めてほしい。
長期国債の買い入れペースは、
年80兆円
↓
年58兆円程度←今ココ!
↓
年33兆円程度←まずはココまで行きたい!
↓
量的緩和終了
サンフランシスコ連銀総裁は、
株価下落に冷淡というか、冷静な対応だった。
経済見通しは株価の短期変動の影響を受けない、と一蹴した。
セントルイス連銀総裁は、
労働市場とインフレ率に相関はないと述べたり、
年4回の利上げは想定していないと述べたり、
市場の動向にきめ細かく反応している印象。
今日も結構上がっているし
次のFOMCまでには暴落前まで戻しているだろうね
パウエル議長には、2月28日の議会証言、
3月のFOMCでの利上げと記者会見、
無風で乗り切って、
良いスタートを切ってほしいね。
訂正、パウエル議長の議会証言は、
1日前倒しで2月27日になったようだ。
だれか教えてくれ
基本的に、FRBは株価を操作する手段を
持たないからね。
FRBが利上げで誘導目標を引き上げるのは、
FF金利という短期金利で、
FF金利がダイレクトに株価に影響を及ぼす
ことはないと思う。
ある程度相関があるのは株価と長期金利かな。
今回の株価下落は、長期金利の急上昇が原因。
一方で、長期金利の緩やか上昇は、自然。
経済の成長期待が高まっていることだから、
良いことだと思う。
■経路1
FRBは、緩やかな利上げをしているから、
短期金利の緩やかな上昇が、長期金利上昇
にも緩やかに効いてくると思われる。
■経路2
FRBは昨年10月から、バランスシート縮小を
始めた。4年程度かけて緩やかに縮小していく。
今までは、国債等の償還があったら同額を
再投資して、残高を維持してきたが、
今後は、再投資を段階的に停止する。これは、
長期金利上昇にダイレクトに効いてくる。
ただし、量的緩和の長期金利押し下げ効果が
マイナス0.8%程度だと言われているから、
資産縮小の長期金利押し上げ効果は、
多く見積もってもプラス0.8%程度なのかな。
>>14
利上げの文字を見て「金利」に注目するから見誤る
金利とは債券が需要がある時は下がり、需要がない時は上がるものという風に見ると分かりやすくなる
今アメリカは国債の買い入れの再投資を順次止めて国債の供給が増えて需要は減っているからそのしわ寄せはまず国債に行く、だから金利が上がるわけ
一方で株価はその影響をすぐには受けない、基本的には将来の業績面を見られるもの
ただし金融市場全体の資金量が量的引き締めで減ること、国債の金利が上がれば自然と株→国債への資金移動も起こるはずという2点を考えれば株価も風前の灯火ということも言える
短期金利(FF金利)と、
長期金利(国債金利等)は、
分けて考えた方がいいかも。
利上げというのは、
FF金利の誘導目標の引き上げ。
超過準備預金の付利金利を引き上げることで、
資本市場から超過準備預金に資金が還流
してくるから、資本市場の資金量が減って、
誘導目標まで短期金利が上昇する。