4000万円脱税の疑い　投資会社元代表を告発　東京国税局

https://mainichi.jp/articles/20210609/k00/00m/040/044000c

毎日新聞 2021/6/9 11:30（最終更新 6/9 11:30） 360文字




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東京国税局＝東京都中央区で、曽根田和久撮影

　法人税計約4000万円を脱税したとして、東京国税局査察部が東京都中央区の投資関連会社「Funny　Funny（フニフニ）」＝2019年に解散＝の代表だった男性（39）を、法人税法違反の疑いで東京地検に告発したことが関係者への取材で判明した。

　関係者によると、男性は外国為替証拠金取引（FX）を行うために同社を設立。100人近くの知人らから名義を借りて口座を開設し、短期売買で利益を上げた。知人らには名義貸しへの謝礼が支払われたが、利益の大半を同社の売り上げとして計上。税理士には売り上げの一部しか報告せず、16年8月～18年7月に計約1億7200万円の所得を隠し、不動産の購入などに充てたという。



　男性は既に修正申告し、納税を終えているという。毎日新聞は書面で取材を申し込んだが、期限までに回答はなかった。【松尾知典】

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